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100g
¥3,000
2026年6月17日 ニュークロップ発売
約3年ぶりの取り扱いとなるウィルトンベニテスのグランハパライソ92。コーヒーの特性に合わせたフレーバー実装のための微生物の選択や完全に制御された発酵、サーマルショックと呼ばれる洗浄法など、最先端の技術を駆使したコーヒー生産が行われています。
今回ご紹介するのは、2023年にもご紹介したPink Bourbon P-09のニュークロップ。ラガービールの製造に使用される酵母を発酵に活用し、多段階の生産プロセスが施されたピンクブルボンです。例年通りのバタースコッチやバニラアイスを思わせる非常に甘い香り。マンゴーやパイナップル、ココナッツなどの華やかな南国果実の風味と柑橘の柔らかい酸を持ちます。
Colombia Granja Paraiso 92 Pink Bourbon P-09
コロンビア グランハパライソ92 ピンクブルボン P-09
焙煎: 浅煎り
農園: Granja Paraiso 92
品種: Pink Bourbon
生産処理: Thermal Shock Washed, Double Anaerobic with yeast
プロデューサー: Wilton Benitez
地域: Piendamo, Cauca
原産国: Colombia
標高: 1,950m
クロップ: 2025
テイスティングノート: Butterscotch, Coconut, Ripe Mango, Pineapple, Mandarin, Floral, Vanilla Ice Cream.
【Granja Paraiso 92 - 農園情報】
グランハパライソ92は、テラス、点滴灌漑、研究所での栄養計算など先進的な栽培法で、ユーゲニオイデスやラウリーナ、ゲイシャ、オンブリゴン、ジャバ、ピンクブルボンなど多様な品種を生産する家族経営の農園です。農園内には微生物研究所、品質試験場、生産処理場を備えており、ウォッシュド、ナチュラル、ハニー、アナエロビック(シングルもしくはダブルファーメンテーション)など、現在のコーヒー生産における最先端の技術を駆使して生産が行われています。生産のためのすべての設備と機械はウィルトンが設計し、兄弟の助けを借りて農場で組み立てられています。また彼が開発した乾燥機は電気エネルギーのみで作動するため、温室効果ガスの発生を防ぐとともに、均一な品質でコーヒーを生産できます。農園の位置するコロンビア カウカ ピエンダモは赤道に近く、豊富な日射量と1950mの高い標高による10℃以上の気温差、栄養価の高い火山性(プラセ火山)の土壌が、糖度の高いコーヒーチェリーの生産を可能にしています。彼らのコーヒーはUK・Colombia Barista Championship優勝をはじめ、多くの受賞歴を持っています。
【Wilton Benitez - ウィルトン ベニテスについて】
ダイナミクスや電気、電子、微生物学の知識に基づいたコーヒーの栽培、加工、焙煎、カップテイスティングの高度な知識を持つQプロセシングプロフェッショナル。Supracafe Colombiaでプロセスと品質の管理者として働いた後、INDESTEC SASとFinca El Paraisoで設備構築と新技術の開発を担当する責任者として約4年間働き、今まで業界になかった新しい処理方法を作るチームの一員として活躍。スペシャルティコーヒー処理場の構築と、無公害のコーヒー乾燥装置や発酵のためのバイオリアクター、コーヒーチェリー分類機の開発経験を持ちます。
【Process - 生産プロセス】
パライソ92の生産プロセスは、チェリーの厳格な選別、殺菌、コーヒーの特性評価から始まり、その特性に合わせたフレーバー実装のための微生物の選択および投入、制御された発酵、官能特性を向上・定着させるための温水と冷水を使用したサーマルショックと呼ばれる洗浄プロセスなど、最先端の処理が施されます。
発酵にラガービールの製造に使用されるラガー酵母サッカロマイセス・パトリアヌス(Saccharomyces pastorianus)を活用し、非常にユニークな風味を生み出しています。まず手作業で収穫した完熟チェリーをオゾン水、紫外線で滅菌し、微生物による影響を軽減させます。チェリーの選別後、圧力制御機能を搭載したバイオリアクターに選択した微生物とチェリーを投入し、コントロールしながら第一段階の発酵処理。その後果肉を除去し、ミューシレージがついている状態でバイオリアクターの嫌気環境下で第二段階の発酵が施されます。発酵後は温水と冷水を使用したサーマルショックと呼ばれる洗浄プロセス。発酵によって生成された香りを定着させるために温度差(40°Cと12°C)をつけて2度洗浄します。最後に35°Cで48時間の機械乾燥。乾燥したコーヒーは密閉した袋で安定させ、脱穀後に物理的な品質基準に達するための電子・手動選別、テイスターによる品質検証を行い出荷されます。
バイオリアクターと特定の微生物を使用して発酵をコントロールし、温度、pH、Brix、電気伝導率などの要素を常に管理・監視することで、パライソ92のコーヒーは明確でユニーク、そして再現性のあるフレーバープロファイルを持っています。